剁手という表現

WECHAT微信の朋友圏を見ていたら、「剁手」という意味は知らないけど、見るからに物騒な中国語の単語があった。

なんだなんだ、と思って調べたら、手首を切り落とすという想像通りの怖い意味だった。

今度ネットでポチッたら手首を切り落とす、という文脈の中で使われていて、本気でそういう意味があるわけじゃなく、例えで、日本語で言えば買物依存症を表す言葉らしい。中国では日本以上にネット通販が盛んで、買い物にハマる人も多いらしく、自虐的に、買い物がやめられない人が、ネットでポチった後に、後悔して、今度また通販で買い物したら、もう二度と注文しないように手首を切り落とす、みたいにして使われている。

吱声の意味

中国語のサイトを見ていたら、吱声(zhīshēng)という単語が出てきた。手元の日本語の電子辞書を見ても意味が載っていなかった。吱だけを調べると、擬音でポキッという意味と、音を出す、という意味が載っていた。

中国人に聞いてみると、吱声は说のことだと教えてくれた。声を出すとか、声をかける、という感じの意味になるらしい。

わからないときは、検索サイトで調べたりするんだけど、中国語の場合は、グーグルと百度での検索結果が相当違う。百度と百度の知道、あとはウェイボで実際どんな使われ方をしているのか、を調べるということをよくやる。

中国のビジネス関係の本とか

本屋で中国関係の本をぱらぱら見ていたら、たまたま目についた「ビジネスのための中国経済論」という日本貿易振興機構(ジェトロ)から出版されている本が面白かった。

特に、10章の「中国人の国民性」、面子、個人主義と人脈社会、実利主義のところで、中国の国民性について、ビジネスの側面から光を当てて書いてあったので、変な感情が入っておらず、読んでいて、そうそう、そうだよね~とか、鋭いなぁとか、あー、あれはこういうことなのかぁ、とか、簡素にまとまっていて良かった。中国人の人脈について、直球で書いてあるので、読んでいて思わず笑ってしまった。この本は出版されたばかりなだし、最近の中国について、全体像を把握するのに、便利。

「中国語作文のための短文練習―中文造句」をライティング勉強用に購入。

2014-05-15 08.39.06

中国語を書く力をつけたくて、中国語作文のための短文練習―中文造句(中山 時子)を購入。なんちゃって中国語会話をできる人はたくさんいるけど、きちんとした中国語を書ける人は案外少ない。なので基本的な中国語をきちんと書けるように、本屋で中国語のライティング用の参考書を探して、良かったのがこの本。本の構成としては、最初に基本的な事項のまとめが載っていて、最後にはよく間違える例文集があって、8割位のメイン部分は、各文法事項ごとに、日本語の短い例文とその中国語訳、そして大切な要点、あと練習問題がついている。選ばれている事項が、実戦でよく使うポイントで、センスがあるし、まとめ方もいい。なんだろう、実戦で必要なことから、逆算して必要な基礎事項を厳選してまとめた印象がある。これは良書だと思う。各課は短いので、毎日やっていたらそう時間もかからない。マイナス点をつけるとすると、解説が最低限しか載っていないので、それでわからない場合は引っかかって解決できない場合がある。自分の場合は、わからない箇所はネイティブの人に聞いて解決している。

「怕」「恐怖」とか怖いの感情表現

日本語の「怖い」という表現の仕方。今まで適当に覚えていたのでちゃんと調べてみた。

「怕」は動詞で「我怕~」として使う。(怕には~が苦手の意味もある)

「恐怖」は形容詞、「可怕」も形容詞で、「恐怖」の方が恐怖度が高い。

形容詞なので「他很恐怖」みたいに使う。

こうやって書くと簡単だけど、ぱっと反射的に出てこないので、まだ使いこなせてる段階までなっていないんだと思う。