月別アーカイブ: 2010年6月

1年間中国語を勉強してのまとめ。

去年、中国語の勉強を初めてから、1年ちょっとが過ぎました。

まだまだ私の中国語レベルは初心者レベルです。たぶん、本気で勉強している人の3ヶ月目くらいと予想。ですが、途中で飽きたりせず、少しづつレベルアップしているのを実感できているので、この調子でもっと上達できたらいいなぁと思っています。

私の場合は、語学の試験で何点以上必要だとか、仕事で必要だとかではなく、ただ興味があって勉強しているだけなので、自分のペースで無理しないで続けるつもりです。

時々、中国人の方と話をする機会があるのですが、普通の中国人が話すスピードって語学の参考書についているCDよりかなり早いです。このスピードには慣れてきて日常会話の聞き取りはだいぶんできるようになりましたが、自分から話すのはまだまだ修行が足りずに全然ダメです。相手が気を使ってくれるので、なんとか話せる程度で、四声についても、今だによく注意されます。

勉強方法については、自分なりにいろいろやってきて、自分なりの勉強方法は固まってきました。

今一番効果があると実感している方法は、文章を音読して、まるごと暗記してしまうことです。正確にいうと、丸暗記ではなく、文章をみて、文法や単語の意味を調べて、ネイティブの発音を聞いて、音読し、手を動かして書き取る。これを理解できるまでやると自然と丸ごと覚えてしまうんですよね。ある程度意味というか物語のある文章だと、無理しないで暗記できてしまうというのも大きいと思う。
で、覚えてしまうくらいまで、頭に入ると、使うときにタイムラグがほぼ0で反射的に口から言葉が出てくる。音を聞いても、タイムラグなしで意味が頭に入ってくる。あとは、これをどの程度脳の中にストックできるかのような気がしています。
以前は暗記なんてバカらしいと思っていたのですが、意味がわかった上で暗記するのは、頭で理解したものを体に染み込ませるような物で、良い方法だと思うようになりました。

もし今、0から何かの語学を勉強するとしたら、薄い入門書を1冊勉強しながら、短い文章を覚えてしまう、という勉強法をすると思います。

あと、モチベーションというか精神的な物で言うと、やっぱり直接人を相手に使う機会があると、やる気が続くように思います。私の場合は、勉強を始めて一週間もしないで、勇気を出して中国人の方と話す機会を作ったのがよかったと思います。特に会話は、勇気を出して話してみないといつまでたっても練習する機会すらできないので、この点はかなり重要な気がしました。

以上、まとめというか、今思いついたことをメモ代わりに記録しておきます。