毎日やっている中国語の勉強方法

今毎日やっている中国語の勉強方法は試行錯誤して以下の方法に落ち着きました。自分のためのメモとして記録しておきます。単純だけどとても効率がいい方法です。

毎朝起きてすぐ中国語の基本的な例文を暗記する。これだけです。私は学生時代の受験勉強でも朝勉強したことはありません。なのに今では自然に朝起きて勉強しているから自分でも驚いています。きっと勉強が身についているのを実感できるから続いているんだと思います。朝は夜と時間の流れ方違います。頭の中も空っぽなので暗記するのに向いているみたいです。

学習内容は中国語の基本的な文法と単語を使った例文の暗記です。なおテキストは基礎的なもので、ネイティブ発音が収録されたCDつきの物を使っています。私は学生時代は暗記は大嫌いでした。今でも学生時代に考えていたような暗記、無理して根性でやるような暗記は嫌いだしやるつもりもありません。今やっている暗記は暗記といっても全然苦痛じゃないです。なぜかというと暗記しているという意識がなく暗記ができるからです。やっていることはとても単純です。ただ、できるだけ脳と体をフルに使って覚えるように工夫しています。

  • まず最初に中国語の例文を読みネイティブ発音を聞き解説を読みます。よくわからない単語があるときは電子辞書ですぐに調べます。電子辞書で調べた時にはその単語の例文も見ます。その中でわからない単語があるときはジャンプ検索で調べて芋づる式にどんどん調べます。
  • 例文の内容が理解できたら、例文を自分の声で発音し、例文を見ながら手を動かして中国語とピンインを数回紙に書きます。
  • 次に発音だけ聞いて中国語とピンインを書けるか?意味がわかるか?やってみます。これをできるようになるまでやります。だいたい5回くらいやればできるようになります。
  • 次は中国語の例文だけ見て発音と意味がわかるかテストします。これもわかるようになるまで繰り返します。
  • 次は日本語の意味だけ見て中国語を書けるか?その中国語の発音はわかるか?テストします。これもできるまでやります。

要は中国語の例文の文字、発音、意味の3つの中のひとつだけから他の2つを導き出せるようになるまで繰り返し練習します。これを意識してやると引き出しやすい形で自然と頭の中にその例文が記録されます。

ポイントはできるだけストレスの無い状態でやることです。嫌々ながらやったり、無理に暗記しようとしてやると全然頭に入りません。脳に余計な負荷をかけると必死に勉強しているつもりにはなれますが、脳の働きが邪魔されて効率が悪くなります、リラックスしてこそ集中できるんだと思います。

よく受験はノウハウだと聞きます、ああこういうことだったのかと納得しました。私が中国語を勉強しているのは受験とか試験とかに合格するためでなく、中国人とコミュニケーションしたりネットで中国語を通して情報を得るためです。しかし効率良く勉強したほうがいいに決まっているので、他にも効率がいい方法があればどんどん利用していきます。

この前、野口 悠紀雄さんの「超」勉強法 (講談社文庫)という本を読みました。そしたら語学の勉強に関して、私がやっているのと同じような方法を紹介されていました。語学の勉強については文章の暗記がおすすめとのことです。野口悠紀雄氏は高校時代教科書の丸暗記をしてテストでいい点をとっていたそうです。ある程度試行錯誤すると同じ方法に行き着くのかなと思いました。昔はこういう人が書いているのを読むと著者が特別に頭がいいからでしょ~、私は凡人なので無理と思っていましたけど、今は自分にもできるとわかったので考え方が変わりました。

この「超勉強法」という本は何気に面白くて役に立ちました。野口悠紀雄氏といえば超整理法が有名ですが、今まで興味が無く一冊も著書を読んだことがありませんでした。中国語の勉強を始めて少し勉強法に興味を持ち、たまたま本屋で見つけて読んだらいい本だったというわけです。少し興味が湧いたので他の著書もまとめ買いして読みました。超~シリーズはすべて読みました。いくつか使えるノウハウがあったので一度は読んでおいて損はしない本でした。

「超」勉強法 (講談社文庫)
「超」勉強法 (講談社文庫) 野口 悠紀雄 

おすすめ平均
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stars難しい
stars効率的な勉強法
stars「方法が正しければ一定水準に辿り着ける」の具体論
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