中国語を独学で勉強していると発音がおろそかになりがちで困っていました。自分が発音しやすい声で勝手に発音したり、日本語の発音を無理やり中国語の発音に代用したり。このままだと効率が悪くなるので早めに修正しようと考えていたところ、いい方法を見つけました。結論から言うと、自分の声を録音しネイティブ発音と比較して聞くという方法です。
独学だと発音がおろそかになりやすいのは、ネイティブの発音と、自分の発音のズレを客観的に観察して指摘、修正してくれる人がいないからです、たぶん。最近の参考書にはCDが付録でついてくるものが多くなりましたが、問題は耳で聞いた発音と、自分の発音のずれを修正していくことにあるので、ただCDを聞いてそれを真似して発音するだけではなかなか上手く行かない。そこでふと思い出したのが最近買った中国語の電子辞書【wordtank V923】の発音比較機能です。
wordtankV923は非常に役に立つ便利な道具なので重宝しているんですが、電子辞書のこういう機能はオマケ的なものだと思って実用性は低いと思い一回も使ったことがありませんでした。ちょうど発音の訓練にいい方法はないかと考えていたので、だめもとで試しにwordtanV923の発音比較機能を使ったらこれが予想以上に便利で実用的なので驚かされました。
キャノン公式サイトに書いてある発音比較機能の説明は以下
キャノン公式サイトwordtan v923特徴
発音比較機能
自分の発音を録音して豊富なネイティブ発音との聞き比べができます。難しいイントネーションなどをネイティブの発音と比較することでより実践的で自然な発音を身に付ける事ができます。
こういう説明は以前はまったく信じていなかったんですか、実際に使うと説明どおりで役に立っています。使ってもいないのに勝手に決め付けるレッテル貼りはやめようと思いましたね。
この機能自体は極めてシンプルで、単語を選んでマイクのボタンを押すと、ネイティブがその単語の発音をした後に、自分の声を録音するように指示がでるので発音すると、その後すぐにネイティブ発音とついさっき録音したばかりの自分の声が続けて聞け発音の比較ができるというものです。自分の発音を一度録音して、ネイティブ発音と比較して聞くことでフィードバック効率がただ発音するだけよりぐっとあがるのを実感できます。
この機能がもっと進歩すると、録音した音声の波長などを解析して自動的に、親が子供に言葉を教えるときのようにコンピューターが発音を修正するように具体的に指示を出してくれるようになるんじゃないでしょうか。
wordtankv923の発音比較機能は単語でしか使えませんが(ちなみに英単語にも使えるので、日本語発音していた単語の発音修正に使いまくっています)、ある程度の長い文章やフレーズなどの発音、参考書の付録のCDなどにもこの発音比較機能と同じような方法を使いたいので、ICレコーダー(ボイスレコーダー)を買おうと物色中です。ICレコーダーだと簡単に録音&再生操作ができるらしい(試しにパソコンに最初から付属の録音ソフトを使ってみたがとても使えるようなものではなかった)。
電気屋でボイスレコーダーが売ってあるのは知っていました。アマゾンなどでも結構売れているようなので、ICレコーダーっていったい誰が使うんだろうと不思議に思っていました。たぶん語学の勉強に使っている人も多いんでしょうね、考えると他にもいろんな使い道がありそうです。便利な道具は時間を節約してくれるでのさっさと買っちゃうつもりです。
【wordtank V923を楽天市場で見る】
【ICレコーダーを楽天市場で見る】
アマゾンでICレコーダー見るとこれが一番売れているようなので素直にこれにするつもり。買ったら感想を書きます。