私はGmailをメールアドレスとしてメインに使っています。このGmailは非常に便利で重宝しています。迷惑メールのフィルタリングも強力で迷惑メールが届いたらスパムフォルダというところに一定期間保存したあと自動で廃棄されます。たまにこのスパムフォルダを覗くのですが、中国語の迷惑メール(スパムメール)が多い。
この中国語のスパムメールにも流行があるようで、以前は違法コピーソフトの広告メールがほとんどでした。それが今は「お金を貸します、融資します」という内容のメールがほとんど。家を買うお金を貸します、車を買うお金を貸します、中小企業の運転資金を貸します、とかだいたいそんな内容です。面白いことに違法ソフトの宣伝はまったくこなくなりました。
今年中国政府は景気対策で景気刺激策として1~8月までに100兆円を超える融資をしているらしい。
http://www.nikkei.co.jp/china/finance/index.aspx?n=AT2M1103R%2011092009
ここを見ると、1~8月までにすでに去年の1.7倍の融資とのこと。
スパムメールとして融資のメールが来るくらいだから相当お金がだぶついてることは容易に想像できます。数年前に英語のスパムメールでサブプライムローンの宣伝が多かったのを思い出しました。今の中国の融資が回収され始めて逆回転が起きるときどうなるんだろうと考えたりしました。