「単語」カテゴリーアーカイブ

剁手という表現

WECHAT微信の朋友圏を見ていたら、「剁手」という意味は知らないけど、見るからに物騒な中国語の単語があった。

なんだなんだ、と思って調べたら、手首を切り落とすという想像通りの怖い意味だった。

今度ネットでポチッたら手首を切り落とす、という文脈の中で使われていて、本気でそういう意味があるわけじゃなく、例えで、日本語で言えば買物依存症を表す言葉らしい。中国では日本以上にネット通販が盛んで、買い物にハマる人も多いらしく、自虐的に、買い物がやめられない人が、ネットでポチった後に、後悔して、今度また通販で買い物したら、もう二度と注文しないように手首を切り落とす、みたいにして使われている。

吱声の意味

中国語のサイトを見ていたら、吱声(zhīshēng)という単語が出てきた。手元の日本語の電子辞書を見ても意味が載っていなかった。吱だけを調べると、擬音でポキッという意味と、音を出す、という意味が載っていた。

中国人に聞いてみると、吱声は说のことだと教えてくれた。声を出すとか、声をかける、という感じの意味になるらしい。

わからないときは、検索サイトで調べたりするんだけど、中国語の場合は、グーグルと百度での検索結果が相当違う。百度と百度の知道、あとはウェイボで実際どんな使われ方をしているのか、を調べるということをよくやる。

知道,明白,了解,理解の違いとか。

知道,明白,了解,理解の4つの違いが、最初はわかりにくかった。今の時点での理解をまとめると以下。

知道

日本語の「知っている」と同じ。英語のKNOW。ただ、日本語だと「わかりました」というような場面でも「知っている」という意味で使う場合は、こちらの知道を使う。

明白

日本語の「わかる」。UNDERSTAND。

了解

「~に詳しい」。

理解

これは明白と同じ。UNDERSTAND。明白と何が違うかというと、基本は同じ。何かについて、詳しく説明されたりして、そして、「わかった」時に、「理解」を使う。

 

まだまだ正確な理解には遠いだろうけど、直訳しないで、いったい意味から考えることで前よりかは理解しやすくなった。

 

問題無(モーマンタイ)

昔、問題無(モーマンタイ)という日本人が主役の映画があったけど、

最近、香港映画を見ていたら、主人公がモーマンタイと発音して下に普通語の字幕で没问题と出ていて、

問題無(モーマンタイ)って広東語だったのかと初めて知った。

動画サイトで見ているせいかもしれないけど、今見ている香港映画は、口の動きと声が明らかに合っていないし

主人公の1人はずっと広東語(頻繁に英語が交じる)で話すのに、もうひとりはずっと普通語で話している。

これって香港映画ではよくあることなんだろうか。

山寨と假货の違い

「山寨」と「假货」の違い。
今まではどちらも偽物と思っていたんだけど、両者には違いがあると教えてもらった。
ただし、使う場合によっては同じ意味の時もあるとかで

山寨→コピー品。見た目そっくりだけど、自社ブランドから出している物。例えば、見た目カローラにそっくりな車をトヨタ以外が自社ブランドして出した物とか。
假货→偽物。ブランド名も真似している偽物。例えば車で例えると、カローラとそっくりの車をトヨタやカローラのエンブレムをつけて、トヨタの車として売ってあるような物。

初めて知ってなるほどな~と思った。