北京モーターショー(北京国际汽车展览会)が4月23日~5月2日まで開催されたので、ネットで展示車両の写真などを見ていました。サイトを見ていてふと気づいたんですが、去年中国語の勉強を始めた当初と比べて、だいぶん内容が理解できるようになり、発音もわかるものが増えていて、少しですが無意識に内容を理解している自分になんだか嬉しくなってしまいました。
ところで、今ちょうど見ていたサイトのページに保时捷918 Spyder(ポルシェのハイブリッドスポーツ)が紹介されていました。 双能超跑(ガソリンとモーターの二つの能力をもつスーパーカー)として紹介してあり写真が一杯あるのですが、車を真後ろから取った写真に
「扁平的尾部让人想起历史的一个名人-青蛙王子」
という説明が書かれていました。平べったい後ろ姿は歴史上の有名人「カエル王子」を連想させる。と訳しても意味がわからないんですよね。ポルシェは後ろがカエルみたいにぺっちゃんこになっているので、カエルという単語が出てくるのはわかりますが、王子の意味がわかりませんでした。ちょっと調べてみると、「青蛙王子」というのはグリム童話の「カエルの王子様」からきているようです。台湾では、「カエルになった王子様」というドラマ(原題は王子變青蛙)が視聴率トップになったという検索結果も出てきましたが関係あるか不明。そもそもこの童話自体が日本ではあまり知られていないはず。
童話の青蛙王子の意味はわかりましたが、どうして車の見た目の例えに使うのかはわからず。検索すると、ポルシェのことを青蛙王子と書いているサイトがたくさん見つかるんですよね。こういう直訳しても意味がわからない物ってその国の文化とか生活をよく知っていないと理解できないんだろうな。