中国の人から淘宝網という通販サイトを教えてもらいました。
その人が言うには中国では一番人気がある有名なサイトで自分も時々使っているとのことでした。
中国語だと淘宝网 (日本語だと淘宝網、英語だとTaobao、無理やりカタカナで表すとタオバオワン)ピンインはtáo bǎo wǎng
このサイトは前から知っていたんですが、海の宝で海宝と書くと思い込んでました。全然違いますね。
淘 táo は手探りで物を取り出す
宝 bǎo は宝
网 wǎng はネット
なので淘宝网で宝を探すサイトって感じでしょうか。
淘宝网(www.taobao.com)的使命是“没有淘不到的宝贝,没有卖不出的宝贝”。
会社説明のところを見ると上記の説明があります。私の怪しい中国語力で訳すると
「淘宝網の使命は、手に取れない宝物はないようにすること、売れない宝物はないようにすること」
売れない宝物はないと書いているのはこのサイトは拍卖pāimài、つまりオークションをしているからだと思います。
私はこのサイトは日本のヤフーオークションみたいなオークションサイトだと思っていたんですが中身を見るとオークションは一部で普通の通販がメインみたいです。
淘宝網の会社説明見ると写真が載っています。真ん中に写っている人に見覚えがあると思ったらアリババの創設者の人(马云)ですね。調べたら淘宝網はアリババ(阿里巴巴集団 Alibaba Group)が設立したサイトでした。
いろいろ見てると日本のユニクロのサイトもありました。
http://uniqlo.mall.taobao.com/
値段見てると日本とそこまで変わらないです。
各商品のところを見ると商品のクチコミ情報があって面白いです。これは日本にはない機能ですね。
タオバオとか中国国内のネット通販事情のことを知りたくて以下の2冊を読みました。入門書としてさくっと読むと面白かったです。
50万円でインターネットから中国3億人富裕層と商売する方法
これは中国最大の検索エンジン百度(バイドゥ)の日本法人の人が書いた本。百度の宣伝も入ってますけど、中国の通販事情とか雰囲気をざっくり知るにはいいと思いました。
中国巨大ECサイト タオバオの正体 (ワニブックスPLUS新書)
こちらはタオバオのことを詳しく説明してある本。成功事例とかよりも、タオバオの買い物の仕組みとかを説明してある部分が面白い。私は中国人の友達から聞いて知っていましたが、日本のネット通販とはだいぶん買い物の仕方が違うので興味深いです。特にお客さんとお店の人がチャットで交渉なんてのは面白い仕組みです。