「メモ」カテゴリーアーカイブ

新暦、旧暦メモ

この前、新暦と旧暦のことを書きましたが、その後中国に住んでいる方と話す機会があったので、いろいろ聞いておきました。

最近の中国の都市部の若い人は、誕生日などは新暦の日付で祝うことが多いらしいです。でも、親の世代は旧暦の日付で過ごすことを好むらしいです。なので、友達同士では、新暦で誕生日を祝い、家族とは旧暦の日付で祝い、誕生日を2回過ごすんだそうです。日本だと旧暦を使うことはほとんどないから不思議な感じがします。

中国語でメールを書いてみて気づいたこと。

この前、中国人の知り合いから中国語のメールを貰い、中国語で返信のメールを書きました。
その時に書いた返事は今でもなぜか丸暗記しています。

どうして暗記できたのか?と考えてみたら、
単純に、集中して書いたからだと思う。
集中できた理由は、

  • 目的が非常に具体的(メールの返信)
  • 時間の余裕がない(早く返信する必要があった)
  • 手を抜けない(ちゃんとした返事を書く必要があった)

この3つ。

いざ自分の言いたいことを中国語で文章にしようとすると、わからないことばかりです。
それで、中国語の辞書や参考書を使い調べることになります。
調べるのにはエネルギーがいるから面倒くさいんですよね。
だけど、面倒くさいぶん、やってしまうと凄く勉強になって身につく物が多い。

だから、上記の3つの条件にあてはまる状況をうまく利用すれば中国語の勉強がはかどるはず。
これからは意識して、集中して中国語を勉強せざるを得ない状況に自分を追い込もうと考えています。

NHKの番組”テレビで中国語”

http://www.nhk.or.jp/gogaku/chinese/tv/index.html
NHK”テレビで中国語”

さっきテレビをつけたら、たまたまやっていたので見てた。
これで見るのは3回目ぐらい、やっぱりよくできてる。
個人的に一番面白いコーナーは、ほんの数分だけど、杭州で現地の中国人とローラチャンさんが簡単な会話をするところ。
前は、同じやり取りをいろんな人としていたけど、今回は質問が一人ひとり違っていた。
現地の普通の人、店員さんとか、街中の通行人とか、子供とかが話す言葉を、いろんなパターン聞けるのは面白い。
こういうことをもっと長く丁寧にやってくれたら面白そうだなぁ。
語学教材にある音声は、アナウンサーみたいなすごく滑らかで流暢な会話だから、普通の中国人が、丁寧に話してくれるものを聞ける機会ってあまりないと思うんですよね。特にこのNHKの番組を見て勉強するような人の中には。
日本でも日本人のアナウンサーがニュースで話すみたいに綺麗に流暢には普通の人は話せないから、中国語も音声教材とかにある綺麗な中国語だけでなく、普通の中国人が外人向けに丁寧に話してくれる物ってありがたいと感じるんですよね。うまく言えませんが、生身の生きた情報を感じるというか。会話に無用なコンプレックスを感じることを防いでくれるような気もします。

そういえば、今回、発音を聞いていて、 冷(lěng)の(e)の発音が、ネイティブのローラチャンさんと、それ以外の
北陽の二人、虻川美穂子さん、伊藤さおりさん、講師の荒川清秀さんとでだいぶ違って聞こえたのが気になってしまった。

一(yi)はよく省略されるらしい

今週のNHKの番組”テレビで中国語”に以下の例文があった。

我们一起照张相吧。 (Wǒmen yìqǐ zhào zhāng xiàng ba.)

”照张相”というのは、写真を撮るという意味の”照相”に、一枚の意味の”一张”から”一”が無くなった”张”が入ったもの。このように、量詞の前にくる”一”は、動詞や形容詞の後ろに来る場合は省略されてなくなる場合が多いらしい。

このこと知らなかったので、へぇ~と感心した。この番組は、ほんと作りが丁寧で親切だなぁと思う。でも、最近よく思うのですけど、語学って、能動的な勉強だけだと、あまり伸びない気がするんですよね。特に、大人が勉強する場合は。頭に入れたものを、引っ張り出す訓練、例えばその言語で日記を書いたり、会話で使ったり、ということをすると凄く身につくのを実感します。

中国語の地方による発音の違い

この前、中国の南京出身の中国人と話をする機会がありました。
私はまだ赤ちゃんレベルの中国語でしか会話はできませんから、相手の方に手取り足取り教えてもらって話したのですが、その方の発音を聴いていて気づいたことがあるのでメモしておきます。

例えば、「眼泪」(日本語の意味は涙)のピンインは普通话では「yanlei 3声4声」ですが、その方の発音を聞いていると「yannei」と聞こえるんです。つまりピンインの「l」が「n」に聞こえたのです。以前、このブログのコメント欄にて親切な方から、南京の方では「l」と「n」の発音が違うみたいな話を聞いていたのと、会話の流れから想像して単語はわかりましたが、本当に地方により発音が違うものなんですね。

その人に発音の違いについて聞いてみたら、南京は田舎ですからと少し恥ずかしがっていました。
南京は田舎の都会というイメージの都市らしく(実際は南京は大都市)、言葉使いが荒いのだそうです。(その人に聞いた話なので一般的な認識かどうかは不明)
ただ、日本人が勉強するいわゆる中国語(普通語)なら問題なく相手にも通じるそうです。相手が話していることも、私が聞いた感じではすぐに慣れるレベルの違いで問題ないと思いました。

ついでなので、南京市について少し調べてみました。
南京(nan jing 2声1声)は、江蘇省(江苏 jiang su 1声1声)の省都。夏が非常に暑いらしく、中国四大竈(かまど)の一つ。他は重慶、武漢、南昌の3箇所。
南京市街地の写真①
南京市街地の写真②

南京の政府のサイト(中国語)

南京にある超高層タワービルの紫峰タワーの写真
(現時点で中国で2番目、世界で5番目の高さらしい。)

南京を田舎の都会と例えていた理由がなんとなくわかった気がする。

南京といえば、最近、日本のラオックスを買収した中国企業が南京の企業でした。
蘇寧電器集団という名前で本社が江蘇省南京市にあり、中国の家電量販店では最大手の企業だそうです。
蘇寧電器集団は中国語で「苏宁电器集团公司」(sū níng diàn qì jí tuán gōng sī)。
「苏宁」のピンインが「sū níng」なので、看板など広告には「SUNING」という英語名を使っているようです。
会社のサイトは以下
http://www.cnsuning.com/

百度百科の説明
http://baike.baidu.com/view/846754.htm