月別アーカイブ: 2009年10月

NHKの文化大革命の特集番組

昨日の夜中、テレビをつけてパソコンで作業をしていたら、NHKで中国の文化大革命の特集番組を流していました。再放送の番組でしたが、面白くてついつい見てしまいました。中国の文化大革命って名前だけは聞いたことがあるんですが(昔、中学か高校の歴史の教科書に載ってた気がする)、それがいったい何なのか全然理解できてなかったです。で、このNHKの番組を見たら、バカにもわかるように丁寧に解説してくれていたので、やっと文化大革命が何なのかだいたいわかlりました。

以前はこういう歴史ドキュメンタリー番組にはまったく興味がなかったんですが、中国語の勉強を始めて、少し中国の人とも話すようになると、自然に興味を持つようになりました。無理にいやいや勉強するんじゃなくて、自然に興味を持って学ぶ、というのは自分の理想とする形だから、こういうことを他の分野でも応用できたらいいなと思いました。

このNHKの文化大革命の特集番組は全部で4回で、10/14~17まであるそうです。たぶん全部見ると思います。

ピンイン~ianの発音にはまる

少しずつ中国語の発音の修正をしているのですが、このピンイン「~ian」の発音をよく間違えます。

例えば、この前は「だんだんと」という意味の「逐渐」(zhú jiàn)という単語を使うことがあったんですが、「jian」の部分をカタカナで表すと「ジィアン」という風に発音してしまってました。電子辞書で発音を確かめて「ジィアン」ではなく「ジィエン」だとわかりました。何度か同じ間違いをしたことがあるから「~ian」の場合は、「a」は「ア」じゃなくて「エ」と発音すると頭ではわかっているつもりが、英語の発音が頭にあるから、体ではまだ理解してないっぽいです。

こうやってブログに書くと理解が深まることが多いので、このピンイン「ian」の発音のことも書いてみました。

了の「~しきれる」という使い方

食事に関する話で、「料理の量が多すぎて、全部は食べきれなかった。」という文を中国語で表したかったのですが、調べてみると「(量が多すぎて)食べきれない」は「吃不了」というようです。

最初は「因为~、所以~」で表現しようと思ったけど、「全部は食べ切れなかった」という表現がわからない。15分くらい考えたけど無理・・・。「~できなかった」は「不能」なのか「没能」なのか、「全部は~」の表現もわからない。取り合えずこれは保留。

で、「吃不了」の「了」の発音は完了とか、語気助詞で使われる「le」じゃなくて「liǎo」。「liǎo」と発音するときの意味は「~しきれる」とかの意味がある。だから「吃不了」で「食べ切れなかった」という意味になる。「吃不了」は「听不懂」のような結果補語と似た仕組みだけど、「吃不了」「吃得了」 以外の形にはならない。だから「吃了」とはいわない。 半年くらい勉強してるのに、この辺のことをまともに勉強したの始めて・・・。最初に文法の本を1冊済ませたときに目にした記憶はあるけど、全然理解してはいませんでした。

「吃不了」「吃得了」と同じように「喝不了」「喝得了」(飲みきれなかった、飲みきれた)という表現もよく使いそう。
あと、「量が多すぎて食べきれずに残す」というときの「残す」という表現は「剩下」。

(低速度&逆ティルト撮影)中国建国60年軍事パレード動画ベスト

今回の中国建国60年周年記念パレード動画の中で一番良かった。
動画がミニチュアを写しているように見えるのは「逆ティルト」(Tilt-Shift)という撮影方法らしい。レンズをわざとずらして撮影すると、画面の上と下の部分がぼけて、奥行きがなくなって見え、ミニチュアのように脳が認識するみたい(たぶん)。

動画の説明には「timelapse and slow motion」とある。timelapseとは時間が抜け落ちる、つまりコマ送りみたいにカクカクした動画で日本語では「低速度撮影」や「微速度撮影」というらしい。逆ティルトと低速度撮影を組み合わせると、いかにもミニチュアが動いているように見える。

逆ティルトという技術と、このパレードの組み合わせは妙にマッチしていると思うんですよねぇ。
同じパレードでもこうやって見るとまた違った視点からみれて興味深かったです。

情報を基本の1冊にまとめる

中国語の勉強をしていて、メモしておきたいことなどは、全部1冊の基本の参考書にまとめて書き込むようにしています。この1冊に情報をまとめておくと、何か探し物をするときに探しやすいし、あれこれいろんな参考書に手を出して不安になることもありません。何かあったら、全部この1冊を見ればよく、これに載っていない情報は、他の参考書などで調べて書き込めばよいだけなので、安心感があります。私は中国語の文法にはWhy?にこたえるはじめての中国語の文法書 、発音用には中国語発音の基礎 使っています。1冊といいながら実際には2冊なんですが、この中国語発音の基礎という本はすごく薄いペラペラの本で、よく情報がまとめられているので、使いやすいんですよね。だから発音だけは別にこの本にまとめるようにしています。この2冊はどちらも評判を調べてずば抜けて良かったから使い始めました、実際に使ってみると、情報が網羅されていて、それでいて、ゴチャゴチャしていないので、基本書にするのにピッタリでした。

私はノートに勉強内容をまとめることはしていません、わざわざノートにまとめると、その作業自体に時間を使って、効率が悪いと思うからです。せっかく情報をまとめた参考書があるんだからそれをうまく利用するようにしています。この辺は人によりけりなんでしょうね。ただ、気になった単語や、文法、ちょっとしたメモなどを書くためにA6のノートは中国語専用に1冊使っています。A6だと持ち運びに便利だからちょっとしたメモには最適です。外出先などで気になったことなど、取り合えずノートにメモしておいて、家に帰ってきたら、調べて、必要だと思ったことは基本書に書き込むということをしています。