ピンインiの3種類の発音

ピンイン「i」の発音には3種類あることに最初は気づきませんでした。
zi,ci,siの場合は、大きく発音が変わるから、iの発音が変わることにすぐ気づきましたが、
chi,zhi,shi,riの場合もiの発音が変わるということに気づくのには時間がかかりました。

ji,qi,xiのiも、chi,zhi,shi,riのiも同じ発音だと最初に思い込んでしまっていたから、
その後も、耳から入ってきた音声を、脳内で勝手に変換して、どちらのiも同じだと認識していたようです。独学で勉強しているとこういう思い込みが危ないです。

中国語の勉強をはじめて、しばらくして、中国人の方と話す機会があり、生の声を聞いたときに
あれ?なんかiの発音が違う、と気づきました。
そのとき気づいたのは「吃」の発音です。「几」とかのiと発音が違うとはっきり意識できました。
その中国人に発音のことを聞いてみると、私の発音は間違っているときっぱり言われたから、家に帰って参考書で調べました。ピンインiには3種類の発音があるとちゃんと書いてありました。(おまけみたいに小さく書いてあったから、見落としてた・・)
chi,zhi,shi,riの場合は、ji,qi,xiの場合のiのように鋭くなく、もっと曖昧に発音すると説明が書いてあります。「イ」に近い曖昧な音、などとも書いてありますが、カタカナで発音を書くと無意識にカタカナ発音にひきずられてしまうから、これからは、ブログに書くときもカタカナは使わないようにします。

CDやネットで中国語を聞いているときは気づかなかったのに、中国人と話したときにすぐに間違いに気づいたのは、緊張して音に集中していたからだろう、と今になって、そう思います。集中力って大切ですね。

ピンインian(yan)の発音

このピンイン「ian」のことは前にも書いたけど、いまだによく間違えてしまう。
なので、またブログに書いておこうと思う。最近発音に気をつけていたので、自分が良く間違える発音や、理解していない発音はどれかだいたい把握できました。まずはこのianから。

ピンインianはつづりと発音が違うから間違えやすい。

ピンインの「ian」の「a」は「i」と「n」にはさまれるとアではなくエになる。よってイアンではなくイエンという感じ。
さらにこのピンイン「ian」は前に子音がこず、単独で使う場合は、つづりが変化して「yan」になる。
ポイントはこの、発音が変わることと、つづりが変化すること。この二つに気をつけること。もうこうやってブログに書いたからだいぶん脳に記憶が定着したと思う。

このピンインの間違えやすさに気づいたのは、この前「眼泪」という単語に出くわしたからなんですよね。
「眼泪」は「涙」という意味の中国語です。ピンインは「yan lei」3声と4声
最初はヤンレイという感じの発音だと思ったら、正しくは「イェンレイ」という感じ。
よくわからないから、参考書と発音の辞書を引っ張り出してきて、調べてみたというわけです。私の場合は、こうやって、わからないところを一つ一つ潰していくやり方が向いているようです。参考書も一通り全部やりましたが、わからない時にわからないものを調べるほうが見に付くように思います。

ちなにみ私が「眼泪」という単語を見たのは
「一公升的眼泪」という言葉の中です。この意味は「1リットルの涙」。
そう、あの沢尻エリカという方が出演して有名になったドラマです。私はこのドラマを見ていませんが、中国でも人気らしいです。

3重母音のピンインiouの発音について

発音が未だにちゃんとできない。正確にはちゃんと勉強していないと言った方が正しい。同じ間違いをしないように、自分でブログに書いてまとめておこうと思う。

数字の「九」のピンインはjiǔ
よくつかう「就」のピンインはjiù

これの「iu」の部分は「イオウ」という感じで発音する。
「イ」と「ウ」はわかるけども、「オ」なんて発音がどこから出てくるのか最初は不思議だった。
調べてみると、もともとは「iu」は、母音が3つ並んだ3重母音「iou」のこと。
この3重母音「iou」が子音(jとか)とくっつく時には「o」が無くなってピンインは「iu」と書くらしい。

また、この3重母音「iou」は第何声で発音するかによって、発音の仕方も変わり
第1声、第2声の場合は「o」を弱く発音し「イウ」のようになり
第3声、第4声の場合は「o」をはっきり発音し「イオウ」となる

「丢」「牛」
diū niú →「~イウ」
「就」「六」
jiù  liù  →「~イオウ」

こうやって書いてはじめてちゃんと理解できた気がする。
かなり基本的なことなのに半年勉強していて今まで放置してきたのは酷い・・・。やっぱり自分でこうやってアウトプットしないと頭に入らない、自分の場合は。

ケロロ軍曹(Keroro軍曹)を中国語で見る

日本のアニメ「ケロロ軍曹」(KERORO軍曹)の中国語版をときどき見ています。
このアニメ最初は馬鹿にしていたんですけども、実際に見ると面白いです、1話15分程度なので気軽に見れる点も気に入っています。
ケロロ軍曹は中国、台湾でも人気らしく、向こうのサイトを見ていると時々見かけるし、若い人に聞くと大抵知ってる。内容が単純で面白いからどこの国でも楽しめるんでしょうかね。中国語版?は下に字幕が出るので私の中国語力でもそこそこ理解できるから、見ていて嫌になりません。中国語の勉強のやる気が出ないときの気分転換にはなかなかよいものだと思います。

中国で一番人気のネット通販サイト
http://www.taobao.com/
淘宝

ここで試しに「keroro」と入れて検索すると、大量に商品が見つかります、
ケロロ軍曹は「keroro军曹」と訳されてるみたい
他にもいろんなキーワードで検索してみたんですが、怪しい商品がたくさん出てきてなかなか興味深いです。

→ ケロロ軍曹DVD一覧

中国では8とか88という数字は財運があるらしい。

中国語の勉強を始めてから、自然と中国関係の情報にも敏感になってきました。

中国では8が縁起のいい数字だとか財運のある数字だとは何度か聞いたことがあります(香港では車の8ナンバーが凄い高額で取引されるとか)。

ただ、ネットで検索しても、八は中国では昔から縁起がよい数字だとされているとか、「財を成す」という意味の中国語の発音と似ているから8は中国では財運のある数字とされているくらいの情報しか見つけることができなかった。

そこで中国の検索サイト「百度」の「百度百科」で調べてみた。
http://zhidao.baidu.com/

このサイトは、ウィキペディアみたいな物ですが、情報がやけに充実しているんですよね。説明も簡素でわかりやすいし、中国で百度(バイドゥ)のシェアが高いのもなんとなく納得できます。

で、調べてみると
百度百科での「88」の検索結果

ちゃんと88で見つかりました。
中国人は昔から8という数字が好き。理由は8という数字の広東語の発音が財を成すという意味の「发」の発音に似ているから。これは南から北の方に伝わって行ったが、北方の一部の地方では貧しいという別の意味にもなる。(適当な意訳。正確な訳は私の中国語力じゃ無理・・・)
日本の検索エンジンで調べた結果とあまり変わらないけど、広東語の八の発音と、「发」という単語がわかったので良かった。(香港は台湾とかと同じ繁体字だから发は發、たぶん)。香港などで使われている広東語が起源だから、特に香港で8ナンバーが異常に人気だったりするのかといろいろ納得。

中国語では
8(八)という数字の中国語の発音は「bā」
財を成すという意味の「发」の発音は「fā」
発音が別に似てないと思ったら、広東語の「八」の発音が起源なんですねぇ。広東語は相当発音が違いますもんね。

他に、88はネット上では再见という意味の、英語のBYEBYEの音に似ているから、再见と同じ意味で使われるらしい。これほんとよく使われているのを見かけます。BYEBYEに似ているだけじゃなくて、88は財運があるという意味もあるから余計使われているのかなという気がしました。