今回の中国建国60年周年記念パレード動画の中で一番良かった。
動画がミニチュアを写しているように見えるのは「逆ティルト」(Tilt-Shift)という撮影方法らしい。レンズをわざとずらして撮影すると、画面の上と下の部分がぼけて、奥行きがなくなって見え、ミニチュアのように脳が認識するみたい(たぶん)。
動画の説明には「timelapse and slow motion」とある。timelapseとは時間が抜け落ちる、つまりコマ送りみたいにカクカクした動画で日本語では「低速度撮影」や「微速度撮影」というらしい。逆ティルトと低速度撮影を組み合わせると、いかにもミニチュアが動いているように見える。
逆ティルトという技術と、このパレードの組み合わせは妙にマッチしていると思うんですよねぇ。
同じパレードでもこうやって見るとまた違った視点からみれて興味深かったです。