杜拉拉升职记

杜拉拉升职记

2010年の映画版の方を見た。小説が原作でドラマにもなってる。


元々は小説がヒットしたらしい。中国のアマゾンの評価みたらコメントが4000個を超えてる・・。

内容は1行で書くと、外資系企業で働く女性のサクセスストーリー。最近は日本でこういうドラマ、映画をさっぱり見なくなった気がする。

主演の女性が監督もしていて、男の主人公は歌手が演じている。

 

内容は置いておいて、映画に出てくる車を観察してみた。今中国は世界で一番車が売れている市場なので車の宣伝も多い。この映画では日本のマツダの中国での合資会社が協力している(映画の最後に社名が出てくる)。

外資系企業の偉い人がなぜかマツダの「马自达 睿翼」日本名だとアテンザに乗っていたり、主人公が少し出世した後に貯金をはたいて、MX-5(日本のロードスター)を買ったりする。ロードスターは中国国内で生産していないので、中国で買うと30万元くらい。アテンザの方は現地生産していて20万元くらい。この辺の設定に無茶があるのがある意味合理的だなぁと思った。

あと、登場人物達が頻繁に英語交じりで話すのは、上海の外資系企業にありがちだけど、なんだか見ていて落ち着かない。

問題無(モーマンタイ)

昔、問題無(モーマンタイ)という日本人が主役の映画があったけど、

最近、香港映画を見ていたら、主人公がモーマンタイと発音して下に普通語の字幕で没问题と出ていて、

問題無(モーマンタイ)って広東語だったのかと初めて知った。

動画サイトで見ているせいかもしれないけど、今見ている香港映画は、口の動きと声が明らかに合っていないし

主人公の1人はずっと広東語(頻繁に英語が交じる)で話すのに、もうひとりはずっと普通語で話している。

これって香港映画ではよくあることなんだろうか。

非诚勿扰

2009年の中国映画。

この映画がきっかけで、北海道旅行にでかける中国人が増えた聞いたことがあったので、今更ながら見てみた。

 

タイトルの「非诚勿扰」だけど

非诚の诚は、日本語の誠実の誠で、非は否定の言葉だから、誠実でないのなら、つまり「本気じゃないなら」の意味。

勿扰の勿は「~しないで」の意味、扰は打扰の扰だから、邪魔をする、勿扰で「邪魔をしないで」の意味。

なので、「非诚勿扰」は「本気じゃないなら、邪魔をしないで」の意味。なんでこういうタイトルかというと、お見合いの話だから。

映画以外にも、同じ「非诚勿扰」という番組名のお見合い番組もあってこれも人気らしい。

 

この映画は北海道の風景とか食べ物とか、旅館とか確かに綺麗に撮ってある。

内容は、中年男性が結婚相手を見つけるためにお見合いして、いろんな相手にあって、その中の1人(空姐,スチュワーデス)と北海道旅行に行って・・・という話。

居酒屋の外にある若い女性の写真を見て、中に入ったら、その写真の人はおばあちゃんになっていて、主人公が、じゃあ帰ろうと行った時に、もう一人が没有礼貌と言って、注文をする場面がなんとなく良かった。

 

双城生活

2011年のドラマ。

遠距離恋愛している男女が結婚していろいろ問題を解決していくドラマ。全32話。

北京(女性側)と上海(男側)で遠距離恋愛していた男女が結婚していくんだけど、今こういう遠距離恋愛が増えていて共感する人が多いらしい。

途中かなり跳ばして見たんだけど、

恋愛とか結婚関係のドラマってだいたいパターンが決まっているような気がしてきた。

こういうドラマを見ると、中国の結婚ってこういうものなのかなぁとか思っちゃうんだけど、中国人に聞いたら、

人による。

と言われてその通りだなと思った。

 

北京爱情故事

北京爱情故事

2012年頃に中国で放送されたテレビドラマ。

1話45分×全39話もある(前後の歌をとばすと一話40分くらいなので合計26時間ほど)。

このドラマは、中国社会にある問題を詰め込んである。その辺のことをある程度基礎知識として知っていないと、楽しめない気がした。字幕を見ても内容がわからない部分があるので、わからない部分は中国人に聞いたりしたけど、それでもわからない部分があった。

爱情故事(ラブストーリー)というタイトルがついているけど、ラブストーリーというより、若者が北京という大都市で、欲望に振り回されながら生きていく姿を描いている部分が多い。

  • 大学時代の仲が良い同級生男3人組の話。
  • 1人は富二代(お金持ちの息子)、1人は一般家庭の子で、子供の頃に交通事故で肉親をなくしている。1人は田舎の貧しい農村出身。
  • 女性の主な登場人物は4人。それぞれ春・夏・秋・冬を表してる。←これを頭に入れておくとキャラを把握しやすいかも。
  • 自動車が出てくるシーンがとても多い(宣伝?)。
  • 最後の3話くらいでバタバタと登場人物が死んだり捕まったり、富二代がハニートラップにかかったり話が急展開する、39話もあるのに最後が慌ただしく終わった感じ。
  • オープニング曲が頭に残る
  • 途中かなり跳ばして見ないときつい。

覚えたフレーズ

最後、女性の主人公が車に跳ねられて、病室で24時間以内に目が醒めないと植物人間になるといわれる。

男の主人公は重体の彼女に付き添っている。

そこに捜査のために刑事が来る。

刑事に対して、今はそれどころじゃないと言った時、刑事が言った言葉が

「那我们什么时候来合适呢?」(ならいつ来たらいいか?)

このドラマを見たのはかなり前だけど、合适の使い方はこの時覚えた気がする。